こんにちは、たらえです!
関東有数のバラの品種数を保有しているという、平塚市にある花菜ガーデン☆
5月のバラのシーズンに行ってきましたので、みどころ&バラの写真を載せています!
ピースやサハラ98、ベルサイユのばら、絞り模様のバラなど…
ぜひご覧ください(*^_^*)♪
平塚市・花菜ガーデンへの【アクセス・入場料】
花菜(かな)ガーデンは、神奈川県平塚市にあります。
バラのみならず、季節の花も見れますよ☆
お目当てのバラは、園内のフラワーゾーン内で見れます(*^^*)

バラ以外にも、田んぼや畑で農業体験ができるアグリゾーン

めぐみの研究棟ゾーンには、展示施設や図書室など。
お土産ショップやレストランもあります。

園内では、バラの苗も販売されていました!
園内を回って、気に入ったバラがあった方はこちらで買うこともできますよ☆
どれにしようかな~(*‘ω‘ *)

この間買ったばっかでしょ?
・・・(*‘ω‘ *)

メインの園路はバリアフリーになっていて、車いすの貸し出しも行っているそうです。
道幅が広かったのはそのためだったんですね(*^^*)

ばーちゃん連れてきたら喜ぶだろうな
アクセス

JR平塚駅より、「秦野駅行き」バスで20分
または小田急線秦野駅より「平塚駅行き」バスで25分
どちらも「平塚養護学校前」下車。徒歩5分です☆
車の方
小田原厚木道路平塚I.C.より「平塚東インター入口」信号左折→「ひらつか花アグリ入口」信号左折
◎駐車料金
普通車 500円
大型車 1520円
二輪車 無料
※普通車は、レストラン・ショップで合計2000円以上お買い物すれば、駐車料金が無料になります!
入場料は月によって変わります

ピークシーズン(5月)
大人 900円
中人(20歳未満) 550円
小人(小中学生) 300円
シニア(65歳以上) 600円
幼児 無料
レギュラーシーズン(2月~4月・6月~12月)
大人 550円
中人(20歳未満) 300円
小人(小中学生) 200円
シニア(65歳以上) 400円
幼児 無料
スローシーズン(1月)
大人 200円
中人(20歳未満) 100円
小人(小中学生) 100円
シニア(65歳以上) 150円
幼児 無料
年間パスポートは2400円です。(小人900円)
平塚に住んでたら私は欲しいです(>_<)
だって図書室に入り浸りたい!笑

日本ではなかなか見ないような珍しい植物。
まるで魔法界の植物じゃ(゜o゜)!
花菜ガーデンのみどころ。バラの育種の歴史【薔薇の轍‐わだち‐】

花菜ガーデンでは、バラを品種改良の歴史に沿って見れるように、系統で分類して展示しているそうです。

- 野生種とその交配種・・・見ごろ・春
- オールドローズ・・・見ごろ・春(一部秋)
- モダンローズ&ミニバラとミニツルバラコーナー・・・見ごろ・春、秋
- クライミングローズとシュラブローズ・・・見ごろ・春
- イングリッシュローズ・・・見ごろ・春、秋
- 香りのバラ・・・見ごろ・春、秋
小道を散策しながらバラを鑑賞できます(^^)/

ところどころにトランプが置いてあるのが、不思議の国のアリス好きとしてはツボでした♪

最初の現代バラ 【ラ・フランス】
モダンローズ第一号とされている歴史的なバラ。
それが、1867年作出のハイブリットティーローズ 「ラ・フランス」です。
このバラよりも前にあったバラをオールドローズ。
このバラ以降のものをモダンローズと呼んでいます。
四季咲きで香りも良いんだとか。

気づかず通過しちゃったけど、写真フォルダを見返してみると、きっとこれですよね?(おい
パンフレットに載っていた銅像の場所と同じだったから、これがラ・フランスでしょう。笑
もっとよく見とけば良かった(>_<)!!
殿堂入りのバラ 【ピース】

花菜ガーデンでは、殿堂入りのバラを17品種展示しています。
殿堂入りバラとは
2022年現在、40か国からなる世界バラ会連合が、3年に一度開催する「世界バラ会議」において選出するバラ。
審査基準は、
「世界中で愛されている、育てやすく美しいバラ」
2025年は日本の福山で開催されるそうですよ(^^)/
行ってみたいなぁ~♪
そして、上の画像は殿堂入りのバラ「ピース」です。
ピースはハイブリットティーローズで、柔らかな色合いのグラデーションが綺麗です。
上の画像はちょっと黄色が強いですが、ふちがピンクがかります。
とっても大きなお花なのでインパクトもありました!
ピースは、1935年のフランスで作出されたバラですが、最初は名前が違ったようです。
「マダム・アントワーヌ・メイアン」
第二次世界大戦後に、平和な世界を願って「ピース」という名前がつけられ大ヒットしました(*^^*)
ピースを親にした交配種「ピースファミリー」も様々展示しています♪
花菜ガーデンさん集めましたね!!
1935年って昭和10年ですよ??
毎年毎年新しいバラが作出される中で、こんなに昔のバラが今も育てられている…
う~ん、バラの世界ってロマンだなぁ(*^^*)

誰の家!?カレル・チャペックの家と庭です。笑

花菜ガーデンの中になぜかぽつんと家が建っている…
つる植物に覆われて、いい感じの雰囲気を醸し出しているこちらのおうち。
なんと今なら4500万円です!!!

うそです。
ごめんなさい。
カレル・チャペックさんのおうちです。笑
厳密には、彼の家をイメージして作られたレプリカです(*‘ω‘ *)

カレル・チャペックって誰よ?
園芸が好きだよ、カレル・チャペックさん

チェコの新聞記者であり作家であり、1929年に「園芸家 12ヵ月」という本を出版している方です!
そして1938年に亡くなっておられます。
趣味は園芸だったんですね。親近感(*^^*)
「ロボット」という言葉を作ったのも彼だとか…
なんだかすごいな。
![]() | [書籍のメール便同梱は2冊まで]/園芸家12カ月 新装版 / 原タイトル:Zahradnik v rok[本/雑誌] (中公文庫) / カレル・チャペック/著 小松太郎/訳 |

本を調べたら売っているではないですか!笑
上記の本は2020年の新装版ですが、過去に何冊も色んな出版社から出版されているようです。
昔の人が書いた園芸エッセイ本、ちょっと読んでみたいですね(*^_^*)♪

お庭には花壇が作られています。
チャペックさんではないどなたかが、せっせと植えられたんですね(*^^*)

ちゃんと中にも入れるんだ!!!
写真が飾ってあります。白黒の写真がいい感じ(*^^*)

室内は、静かにするなら自由に使っていいという、フリースペースになっていました。

こことはまた別の入口はトイレになっています(*‘ω‘ *)笑


やっぱりこの家欲しくない?笑
買えません(*‘ω‘ *)♪

花菜ガーデンで見れる【赤~濃いピンク系のバラ】
花菜ガーデンで撮ったバラの写真を、色ごとにサクッと載せますね(*^^*)♪
見た感じの色味でまとめたので、ご参考程度に。

メイアン 「レッド・レオナルド・ダ・ヴィンチ」 シュラブ

Swim & Weeks 「ミスター・リンカーン」 ハイブリッドティー
花が手のひらより大きかったよ(*‘ω‘ *)


デビッド・オースチン 「レディ・オブ・メギンチ」 シュラブ

メイアン 「パパ・メイアン」 ハイブリッドティー (殿堂入りバラ)

インタープランツ 「ピンク・レディ・ラッフル」 ハイブリッドティー
花びらが個性的☆


京成バラ園芸 「ミラマーレ」 ハイブリッドティー

スイム&エリス 「ダブル・デライト」 ハイブリッドティー (殿堂入りバラ)
かまぼこみたい(*‘ω‘ *)←褒めてる。笑
かまぼこじゃなかったら、人魚のウロコみたいできれい~。

Tom Carruth 「ホットココア」 フロリバンダ

デビッド・オースチン 「ザ・スクワイヤー」 シュラブ


コルデス 「フロレンティーナ」 つるバラ
赤いつるバラかぁ…ステキ(*‘ω‘ *)

タンタウ 「ゲーテローズ」 ハイブリッドティー

Colin A. Pearce 「ラズベリー・ロイヤル」 シュラブ

佐藤 亘 「サマンサの夏」
このバラ、ネームプレートによると作出者は日本の佐藤さんとなっております。
私は聞いたことないんです。
「サマンサの夏」って、小説のタイトルみたいな名前ですね(*^^*)♪

京成バラ園芸 「つるローズうらら」 つるバラ



メイアン 「チェリーボニカ」 フロリバンダ

デビッド・オースチン 「ロイヤル・ジュビリー」 シュラブ

コルデス 「ポンポネッラ」 シュラブ

メイアン 「ジャルダン・ドゥ・フランス」 フロリバンダ


デビッド・オースチン 「ムンステッド・ウッド」 シュラブ


メイアン 「ベルサイユのばら」 ハイブリッドティー
このバラは、マンガの「ベルサイユのばら」から生まれたシリーズです!
他にもキャラクターごとに品種が出ているようです。
フランスのメイアン社が、日本の漫画を元にバラを作る。(漫画の舞台自体がフランスですが)
なかなか面白いじゃないですか(^^)/

花色の、黒みがかった赤がすてきだね
花菜ガーデンで見れる【白~薄ピンク系のバラ】

今井ナーセリー 「フロウ」

メイアン 「ラブリー・メイアン」 シュラブ


デビッド・オースチン 「セプタードアイル」 シュラブ


タンタウ 「ステファニー・グッテンベルク」 フロリバンダ

デビッド・オースチン 「セント・セシリア」 シュラブ


河本純子 「リアン・ローズ」 シュラブ



デルバール 「ナエマ」 つるバラ


ギヨー 「フランシス・ブレイズ」 シュラブ

佐藤 亘 「麗らかなメロディー」
可愛い名前。「サマンサの夏」を作出した人と同じ名前ですね。
ちょっとマイナーなバラなのかしら?
花びらのひらひら具合がかわいい~(*^^*)

メイアン 「プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ」 ハイブリッドティー
かわいいけど、名前が長いよね!笑

デビッド・オースチン 「シャリファ・アスマ」 シュラブ

デルバール 「ローズ・シナクティフ」 シュラブ

コルデス 「ローブリッター」 シュラブ

コルデス 「ニコール」 フロリバンダ

ピンク色のバラで私が見たかったのは、ハイブリッドティーの「ホリデーアイランドピオニー」です。
真ん中がジューシーな濃いピンクで、外側が白色のお花。
画像を見て惚れているんですが、実物を見たかった!
苗は植わってあったんですが、お花が咲いていませんでした(ノД`)・゜・。
カットした後だったのかな?残念~!
花菜ガーデンで見れる【黄色・オレンジ・紫系のバラ】

吉池ナーセリー 「ノース・フレグランス」 フロリバンダ

フライヤー 「スパークル」 つるバラ


メイアン 「コッペリア」 ハイブリッドティー


デビッド・オースチン 「レディ・エマ・ハミルトン」 シュラブ

インタープランツ 「ハニーキャラメル」 シュラブ

デビッド・オースチン 「ティージング・ジョージア」 シュラブ

ディクソン 「エメラルドアイル」 つるバラ

メイアン 「クリーミーエデン」 フロリバンダ

ザリー 「ラベンダーレース」 フロリバンダ

ワーナー 「アイズフォーユー」 フロリバンダ
写真はピンク寄りですが、周りが白系で、中心に紫のブロッチの入ったお花みたいです。
ブロッチっていうと、なんだかパンジーのよう。


コルデス 「カインダブルー」 ハイブリッドティー


京成バラ園芸 「しのぶれど」 フロリバンダ
「しのぶれど」とは百人一首にあります。
「忍ぶれど 色に出(いで)にけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで」
↓意味はこちらなんですって(*^^*)
かくしていたけれど、外にあらわれてしまった、わたしの恋は。「物思いをしているのか」と人がたずねるほどに。
引用元:百人一首で始める古文書講座より引用

デルバール 「ブルーナイル」 ハイブリッドティー

大月 啓仲 「グレーシャスグレイ」
見たかったバラ、サハラ98があった!

タンタウ 「サハラ98」 つるバラ
繰り返し咲きで香りは微香。
私の見たかったサハラ98が、こんなにきれいにたくさん花をつけていて感激しました(*^^*)!!
外国人の方たちも、このバラの前で写真を撮っていましたよ(^^)/
だってきれいですもんね!
テンション上がりました!
私も記念に撮ってもらえば良かったなぁ!笑

花菜ガーデンでは、つるバラがこんなにたくさん、低い位置でも見れるように誘引してあります。

キレイなグラデーション!
退色していく様もキレイな色なんだそうで。憧れますなぁ。
サハラ98、お花の色味がすごく好きで欲しいのですけど。
花びらがもっと多い方がいい!とか思うと躊躇してしまう。笑
つるバラなんで、買ったらお世話も大変なんで、よく考えないとね(^^;)
しかし見れて大変満足でした…(*‘ω‘ *)きらきら

株元の方にもちょこんとお花をつけていましたよ(*^^*)♪
花菜ガーデンで見れる【絞り模様のバラ】
絞り模様大好きです(*^_^*)!
個性的でかわいいんですよね~☆

デルバール 「ギー・サヴォア」 シュラブ


デルバール 「マルク・シャガール」 シュラブ

コルデス 「トイトイトイ!」 シュラブ
トイトイトイってドイツ語のおまじないの意味があるんですって(^^)/
励ましたり応援する時に使うそうです。


メイアン 「フランボワーズ・バニーユ」 つるバラ

Gysbert Verbeek 「モダン・タイムス」 ハイブリッドティー


メイアン 「フリオ・イグレシアス」 ハイブリッドティー
深い赤の絞りって素敵だ(*‘ω‘ *)!!

デルバール 「クロード・モネ」 シュラブ
画家シリーズ☆

ドリュ 「バランゴ」 シュラブ
かわいい小屋を発見した!

花菜ガーデンを散策していると…
なんじゃこりゃ!
小屋が現れた。
こんなすてきハウスには誰が住んでいるの!?

ねーねー!
中入ってみようよ~(*‘ω‘ *)♪

ひっっっ!!!
すみませんでした!!すみませんでした!!

あの妖精は僕じゃない!僕じゃないよ!
そうだね、なんか顔と様子が違ったね(*‘ω‘ *)笑
変な妖精さんが先客でしたが、中を見てもいいって言ってくれたので入ってみました。

中は一畳ほどのスペースです。
誰かここで休憩するんでしょうか。
スナフキンが一人暮らせるくらいのスペースです。

外のお庭にはナチュラルガーデンが作られています。
きっとさっきの妖精さんが、せっせとお世話をしていることでしょう(*‘ω‘ *)

ほんとにあれは僕の親戚でもなんでもないからね。笑
わかりましたよ(*‘ω‘ *)

最後にふざけましたが、花菜ガーデンはゆったりと自然を見て回れる素晴しい場所です。
バラも見ごたえ抜群、その他の植物もナチュラルに植えられていますしね(*^^*)
一日かけてのんびりできますよ☆
興味を持たれた方はぜひ、平塚市の花菜ガーデンへ行ってみてくださいね(*^-^*)!!
それでは、素敵なガーデニングライフを! たらえより


